二次創作ガイドラインの共通パターン(VTuber 事務所の例)
一言まとめ
ホロライブ・にじさんじ・ぶいすぽなどの二次創作ガイドラインは「ファン・趣味の範囲」と「営利・事業目的」を線引きし、キャラ画像のそのまま使用を禁じ、企業利用は事前連絡を要する点で共通する。月額課金アプリやツールは「事業目的」に当たりうる。
目次 6 sections
調査時点: 2026-04。各社ガイドラインはその時点のもの。
共通して効く条項
| パターン | 例 |
|---|---|
| 「ファン・趣味の範囲」と「営利・事業目的」の線引き | 3 社とも「営利目的・事業性が高い活動」を禁止カテゴリに置く。月額課金アプリやツールへの明示的許諾はない |
| キャラクター画像・サムネイルの「そのまま使用」や創作性を欠く改変の禁止 | ホロライブ |
| 企業によるファン活動は事前連絡必須 | ぶいすぽ |
| 個人の収益上限を条件付きで許容 | 年間収益 20 万円以内のような規定がある例 |
「事業目的」に当たりやすいもの
- 月額課金・広告付きのアプリやサービス
- キャラクター名・画像を集客に使う集約サイト
- グッズの継続販売
ファン作品の頒布(同人誌・イラスト)は許容され、同じ素材をサービスに組み込むと「事業」側に落ちる、というのが各社の線。
公開データ経由の例
Holodex は VTuber 配信の集約サービスで、API を外部公開(無料・API キー登録制)し、ソースを AGPLv3 で公開している。配信メタデータ(YouTube Data API 経由)を扱う構成で、キャラ画像の二次利用とは別のレイヤーにある。YouTube 側の集約禁止条項は別ページ。
判断の順番
- 使うのはキャラクターの名前・画像か、公開 API のメタデータか。前者は二次創作ガイドライン、後者は API 規約が効く。
- 収益が発生するか、継続課金か。発生するなら「事業目的」として各社の禁止条項に当たると考える。
- 条項が曖昧なら事務所に問い合わせる。黙認は許可ではない。
関連
更新履歴
- 2026-04-18: 初版(ローカル調査ノート)
- 2026-10-17: Wiki へ移植、概念ページとして再構成